ちゃんと形にしてからどうのこうのしようと思っていますが、まああまり見てる人も居ないしせっかくなので文章に残しておこうと思う。
HTNKは思えば10年くらい活動していて、メンバーが増えたり抜けたり加入したり、色々あったけれども楽しくマイペースに活動していて我ながら非常にいいバランスでバンドをできていると思っている。
大昔からレコーディングをしようという話が出ては、気づいたら無くなっていて、亮くんがどこかのバーで仲良くなった人がエンジニアを勉強中で安くできるみたい!
という話を持ってきてくれて、色々話ていたのも気づいたらなくなっていて、またレコーディングの話が出た時に俺は思った。
ただでさえ予定が合わない俺たちが、果たしてスタジオとエンジニアを迎えて何日も全員で予定を空けることはそもそも可能なのだろうか?
莫大なコストと時間、ミーティングの時間が必要だと感じた。
もちろん寝る間を惜しんで夜中にレックしたり、有休使ってやったり、いろんな方法があるとは思うけど、このマイペースな俺たちをパッキングするのにその無理をするスタンスで最後までやり遂げることができるのだろうか。
色々考えたのですが、自分たちでやるという考え以上にしっくりくるものがなかった。
かといって知識も設備もないしどうしようと、私ハギオが悩んだ結果、MTRで録ろうというアナログな答えに達した。
これは正解か不正解かもわからないし、まだ現在ベースとドラムを撮り終えた段階だからなんとも言えない。
正直俺が使いこなせてなくてあたふたしてて迷惑かけまくってる。
SDカードの容量がない!
データがない!
などなど
今日はスタジオついて準備したらデータがなくて、急いでタクシーで家に帰ってパソコン持ってきてダッシュ。
40分ロスだ。
そんなあたふたを繰り返しながら現在奮闘中だ。
でも一つ言えることは、何から何まで自分でやるというのは想像以上に大変で、気の遠くなる話。
だけど、自分たちの好きなだけ確認できるし、全部終わった後にやっぱやり直したいってなってもスタジオ代をまた払えばやり直せる。
やりながら発見をすることが多く、ちゃんとした音源を作れるかどうかわからないけれど、一度乗った船に最後までいようと思う。
今回すごく頼もしかったのは、こんな無謀な提案をした俺に、誰一人として文句を言わずに力を貸してくれたことだ。
あーだこーだ言わずにやってみるのが、すごく嬉しかった。
もしかしたらミックスだけは信頼してる人にお願いしてみるかもしれない。まだわからない。
ハギオミックスとプロのミックス二つあってもいいかもしれない。
今回MTRで録音してCubaseを使って編集する予定だが、800ページを超える説明書を開いてはすぐに閉じてしまった。
すでに逃げ出したいのだ。
でも逃げた先には何もないし、失敗してもやるしかないんだ。
こうして文章に残すことによってじぶんを奮い立たせる。
でもすごく楽しいし、みんなが音に向き合ってく姿勢を見れてるのが幸せです。
俺の不手際により予定通りにはいかないけど、こっそりギターを重ねて一気に凄い作品にしていけるように頑張りたい。
待ってろみんな!
まずやり遂げるぞ!